自分に合う環境で、仕事をしてうつ病にならないこう

違いを知る

従来型と新型の違いは何でしょうか

私たちが知っているうつ病の特徴は、こころが常に弱っている状態ではないでしょうか。何もやる気が出なくなり、倦怠感を感じたり、些細なことがきっかけで落ち込んだり、あるいは良く眠れなくなったり、食欲もわかず体重が減ったりという状態が、ずっと続いている人を思い浮かべるでしょう。 しかし、こういった従来のうつ病の症状には、当てはまらない新型うつ病とよばれる病気があります。そして若い世代を中心に、この新型うつ患者数が増加傾向にあります。 新型うつ病も、落ち込みや倦怠感はあります。しかし従来のうつ病では、一日中その状態が持続し、しかも長期間にわたって続きます。それに対して、新型うつ病の場合は、落ち込みや倦怠感が職場にいる時だけ、学校に行っている時だけと言った具合に、限定されています。

誤解を受けやすい新型うつ病

新型うつ患者は、自分の趣味の時間や気の合う仲間と一緒の時間には、元気を取り戻すことが多いため、周囲からは単なる怠け者と言った誤解を受けることが、少なくありません。 又、新型うつ病は医学的な病名ではありません。まだ明確な治療法も確立されておらず、治療には時間がかかるようです。薬物療法や精神療法を用いますが、職場に復帰しても再発率が高いようです。周囲も新型うつ病に対しての認知度が低く、どう接していいのかわからないことも原因のひとつかもしれません。新型うつ病は、うつ病のように自責の気持ちはなく、全て他人が悪いと思いがちです。これも治療を遅らせる原因の一つです。 精神科や心療内科を受診し、薬物療法と並行して思考のパターンを改善する精神療法が重要になってきます。