自分に合う環境で、仕事をしてうつ病にならないこう

嫌な分野で発症する

近年増加する新型うつとは

現代人に増えていると言われる「新型うつ」とは、従来型のうつ病とは異なる病気です。新しい病気で、医学的な分類、定義は確立されていません。 従来型のうつ病が中高年層に多く発症しているのに対し、新型うつは20代〜30代の若年層に多いと言われています。 症状の特徴としては、趣味などの好きなことにはエネルギーを発揮できる反面、仕事などの嫌なことに対しては気分が落ち込み日常生活に支障をきたすといった気分反応性があることです。その他の症状としては、疲労感が強い、仮眠傾向になるといったものがあります。 うつ病の治療は主に精神科への通院となりますが、平均的な場合で週一回2千円〜5千円程度、一ヶ月に換算すると1万円〜2万円前後の治療費がかかります。長期化すれば保険適用外となることもあり、更に高額な医療費がかかることもあります。更に会社を休職、退職し医療費の負担に加え収入減となる可能性も考えられます。

対処法と注意すること

新型うつに対する対処法をご紹介します。うつ病の治療は、薬物療法と精神療法に分けられます。 新型うつ治療の場合、抗うつ剤といった薬物療法のみでは治癒が難しいとされています。 まずは本人の意識を改めることが必要です。 新型うつは人間関係のストレスが発端となっている場合が多いようです。医師などにより家庭や職場での状況を聞き出し、原因の把握を行ったうえで、その人にあった治療法や解決策を考えます。周囲の人は患者の性格の傾向を知り、本人の意思を否定せずに理解し励ます工夫を行います。 新型うつは怠け癖や仮病と誤解されやすい病気ですが、専門の精神科や神経内科など適切な医療機関での受診が必要な病気です。患者本人の早期治療への取り組みとあわせて、家庭や職場の周囲の人のサポートが大切です。

うつ病は心の風邪と言われています。

ストレスを抱える人が多い今、うつ病という言葉をよく聞くようになっています。一口にうつ病といっても、従来型のうつ病の他に「非定型うつ」「新型うつ」というタイプのうつ病があります。 まず非定型うつというのは20代〜30代の女性に多く発症する傾向にあり、パニック障害・社会不安障害・境界性人格障害などの症状が非定型うつに当てはまります。 非定型うつの症状としては食欲増進、十分に睡眠をとっても眠い、疲労感、夕方から夜にかけて調子が悪くなる、憂うつな気分が続いていても好きなことだけには元気が出る、イライラするなどが主な症状です。 非定型うつを発症する原因はまだ解明されていませんが、脳内の神経伝達物質のセロトニンやノルアドレナリンの減少によって症状が引き起こされると言われています。

続いて新型うつについて説明します。

新型うつというのは20代〜30代前半の男女に多く発症する傾向があります。新型うつは、仕事の時だけうつ病の症状があらわれるなど状況を限定して症状があらわれる特徴があります。 症状としては憂うつ感、無気力、疲労感、手足が重い、食欲増進、過眠、イライラして落ち着かないなどの症状が仕事時だけにあらわれて、仕事が終わった途端や休日には全く症状があらわれないというのが特徴です。 従来型うつ、非定型うつ、新型うつともに心療内科や精神科などで治療を受けることが出来ます。治療方法は薬物療法やカウンセリング、そして休息や十分な睡眠で治療を行います。 症状により治療期間は異なりますが、うつ病も他の疾患と同じで早期発見・早期治療が大切です。